2007年01月31日

在留資格いろいろ

 先日、お会いした大学の先生から、今日も在留資格について問い合わせがありました。
 内容は、「この3月に大学を卒業する学生で、大学で勉強できなかった簿記やコンピュータを専門学校に入学しなおして勉強したいと希望しているが、在留資格の面で問題は無いか。」と言うものでした。「私も、このようなケースを扱ったことはありませんが、通常専門学校の学生の在留資格は「留学」になるので、在留資格の変更でなく期間更新になるから問題は無いと思います。」と回答しました。「ただし、入管がどのように判断するか明確ではありませんので、問題が無いか、及び申請のためにどのような添付資料が必要かは、入管に確認したほうがいいと思います。」と付け加えました。

 あまり前例の無い案件については、面倒でも入管に直接確認しておくことが必要です。確認するときの注意は、対応する職員によって答えが異なることが多々あるので、対応した職員の名前は必ず確認すること。また、もし回答に疑問があるようなら、機会を改めもう一度確認する必要もあります。つまり別の職員にも確認するということです。
 普通、電話で確認しますが、複雑な案件は必要な資料を持って、直接入管に行くことも大事です。
 
 先日初めて大学の先生とお会いしたときには別の学生の話がありました。

 それは、大学に入学を希望している学生のことでした。彼は、大学生の女性と結婚していて、「家族滞在」の在留資格を持っている。奥さんが大学を卒業して4月から日本の企業に就職することになったので、今度は自分が大学に入学し「留学」の在留資格を得たいとのこと。ところが、2度目の面接で、実は、奥さんとはすでにに離婚していたと言う事実が判明し、大学側でどのように対処したらいいかという相談でした。

 離婚した時点で「家族滞在」の資格はなくなるので、現在は不法滞在になっているわけです。本人と元奥さんは、在留資格の大切さを認識していなかったようで、大丈夫だろうと思っていたらしく、今になって困ったという状態です。私も、今の状態で大学が入学を認めるのは、大学が入管からお咎めを受ける可能性があるので、難しいのではないですかと回答しました。

 今、入管は不法滞在者を減らすのに躍起となっていますから、このような在留資格を偽って滞在しているような案件は、入管が知れば帰国しなさいと言われるのは確実だと思います。どうも外国人はその辺の状況認識が甘く、日本人は優しい、何とかしてくれると思っているところがあります。在留資格は、切れてしまったらどうにもならないものだということを良く認識して欲しいです。

 ※在留資格一覧表です。参考にしてください。
 
ニックネーム nakaji at 21:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 在留・帰化許可
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