2007年11月08日

離婚について考えること

 昔は離婚というと芸能人の特権という感じがあったのですが、最近まで離婚件数は増加の一途をたどり、離婚がとても身近に感じられ、他人事ではなくなってきました。

 離婚件数は、平成14年まで40年以上増加右斜め上してきましたが、平成14年約29万組をピーク減少右斜め下してきています。それでも年間約26万組の夫婦が離婚に踏み切っています。また、全体では減ってきていますが、最近の傾向として、熟年離婚増加右斜め上しています。

 離婚と簡単に言いますが、離婚後の生活はどうするか、子供の面倒は誰が見るか、財産はどうするかなど離婚に際して決めておかなければならないことがたくさんあり、離婚するにも大変なエネルギーが必要だと思います。あせあせ(飛び散る汗)

 行政書士事務所を始めて、何件か離婚の相談を受けましたが、それぞれに状況は千差万別ですが、話し合いさえ十分にできないくらい関係が悪化失恋しているケースが多いようです。以前は愛し合っていたはずなのに、どうしてこんなになってしまったのでしょう。今となってはもう遅いのでしょうか。バッド(下向き矢印)

 私個人としては、できればやり直して欲しいと、相談を受けるたびに思うのですが、そうは行かないようです。たらーっ(汗)

 少しでも離婚を契機人生をきちんとやり直せるよう、協力できればと思っています。


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ニックネーム nakaji at 19:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 離婚

2007年11月01日

調停にもいろいろあります。

 夫婦間で問題が生じたとき、第三者を入れて相談をしたいという場合、利用できるのが家庭裁判所調停です。

 昨日受けた相談の中でも、調停を利用できそうなことがありました。

 まず、奥さんが子供を連れて実家に帰ってしまい、全然連絡が取れなくなり、ご主人が子供にも会えなくなってしまう。そんな時、使えるのが「面接交渉」の調停の申立てです。
 面接交渉というと離婚後に子供に会うための詳細を決める時に利用されるものと思っていたのですが、この手続は,離婚前であっても,両親が別居中で子供との面接交渉についての話合いがまとまらない場合に,利用することができます。

 次に離婚すると決めたわけではなく、話し合いをしたい、できれば離婚したく無いというような場合利用できるのが「夫婦関係調整(円満)」です。つまり、夫婦関係が円満でなくなった場合に,元の円満な夫婦関係を回復するための話合いをする場として,家庭裁判所の調停手続を利用することができるのです。

 調停というと面倒な感じがあると思いますが、まず、裁判所相談してみることをお勧めします。費用も決して高くありません。

 調停手続一覧は、こちらから


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ニックネーム nakaji at 20:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 離婚

2007年08月28日

離婚時の厚生年金の分割(年金分割)はどうなっているかな?

 離婚時の厚生年金の分割(年金分割)制度がスタートして5ヶ月が過ぎようとしている。そこで、どのくらいの請求が来ているのか、今年4月から7月までの件数を見てみた。

 以下の数字は、全国の社会保険事務所等で受けたこの制度に関する@年金相談件数、A情報提供の請求件数、B年金分割の請求件数である。(社会保険庁ホームページより抜粋)

@年金相談件数
4月:11,957 5月:10,871 6月:6,633 7月:6,182
A情報提供の請求件数
4月:3,116 5月:3,374 6月:2,405 7月:2,351
B年金分割の請求件数
4月:293 5月:709 6月:663 7月:770
(注)当時者双方が同時に情報提供又は年金分割を請求した場合の件数は、「男性1件、女性1件、計2件」となるので、実際の件数よりは多くなっている。

 相談件数、情報の請求件数は4月、5月に比べ、6月、7月は大きく減ってきているバッド(下向き矢印)が、Bの年金分割の請求件数は、増えてきているグッド(上向き矢印)。年金分割を検討し、やっと離婚の実現にこぎつけた、というところであろうか。

 8月以降増えていくようであれば、年金分割制度が、離婚件数増やしているという結論が出てきそうである。興味深いexclamation×2



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ニックネーム nakaji at 18:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 離婚

2007年04月22日

年金分割制度スタート

4月20日の産経新聞に年金分割の記事がありました。

待ちかねた“離婚予備軍” 新制度 年金分割相談3万件

 今月スタートした離婚時の夫婦の厚生年金分割制度について、3月までの半年間に社会保険庁に寄せられた相談件数が3万件を超えたことが19日、分かった。4月に入り、全国の社会保険事務所に年金分割を請求した人もおり、制度開始を待っていた「離婚予備軍」の存在が浮き彫りになった。 
 社会保険庁は、昨年10月から年金分割のための情報提供を開始。3月までに、全国の社会保険事務所などに来所し、相談した人は、男性は3408人だったが、女性は1万3421人4倍に上った。電話相談も含めると、相談件数は男女合わせて3万1696件。また、分割した場合の年金見込額などを請求した人は8046人だったが、そのうち86%が女性だった。 
 大阪社会保険事務局によると、相談内容は「離婚すると、自分の年金はいくらか」などが主だが、制度の内容を誤解している人も多かったという。(記事より抜粋)』

 誤解している人で多いケースは、
 @分割対象は婚姻期間の厚生年金だけで、基礎年金や企業年金は対象外であるのに年金全部だと思っていたケース。
 A分割する場合は、夫と妻の婚姻期間の厚生年金を合わせた額の50%を上限に、夫婦の合意か裁判で決めることになっているが、自動的に半分もらえると思っていたケース。

 また、年金分割には2つの制度があることも誤解を招いているようです。

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ニックネーム nakaji at 23:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 離婚

2007年02月28日

離婚相談を受けました。

 昨日、離婚相談を受けました。
 
 離婚のために「離婚協議書」を作成したいが、どのように作ったらいいかという相談でしたが、なかなか緊張する時間をすごしました。
 
 結局、1時間半近く話をし、「離婚協議書」の案の作成依頼を受けました。最終的に公正証書にするのですが、公証役場にはご夫婦で行って公証人と打合せをし、作成するとのことでしたので、私はお二人が公証人と打合せする際に使用する案の作成までとなりました。

 今日は朝から「離婚協議書」の作成をしました。

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ニックネーム nakaji at 23:31| Comment(0) | TrackBack(1) | 離婚

2006年12月24日

家庭裁判所の調停の現場

 本日、勉強会に参加しました。テーマは「家庭裁判所の調停の現場」です。講師は、実際に家事事件(家庭内や親族間の紛争にかかわること)の調停委員をやられている方でした。

 通常、家庭内や親族間のトラブルは、当事者間で協議をし、解決すればそれで終わりなのですが、解決できない場合、裁判所に調停を依頼することができます。その調停は、調停委員が当事者から話を聞く形で進められます。

 家事事件では、離婚問題が約5割で最も多く、その他に離婚に伴う慰謝料養育費、子供の親権監護権面接交渉権にかかわる問題や遺産分割の問題などが多いそうです。

 担当する調停委員は、男女ペアで行うそうです。最も件数の多い離婚の場合、妻、夫から話を聞くので、男女それぞれの視点から判断を求められることから、このような形が採られているそうです。

 実際の離婚調停はどうかというと、一度は愛し合って結婚したカップルも、いざ離婚という話になると、なかなか調停もすんなり行かないようで、平均4回前後で終わる調停も、中には10回にも及ぶこともあるそうです。さらに、当事者双方を同じ部屋に同時に呼んで行う同時調停と呼ばれる方法は、日本の場合なかなか採れないという事もあるそうです。

 どちらにしても、紛争を解決するのはそう簡単でないと言うことが、わかった勉強会でした。私も、離婚協議を業務としてあげていますが、気を引き締めて対応しないといけないと思います。

ホームページも見てください。
     

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2006年11月26日

離婚と結婚

 私は、どちらかというと芸能界に興味があり、若い頃は「歩く芸能雑誌」と言われたぐらいの芸能通でした。今はそんなでもありませんが、それでも、好きな女優や女性タレントが大勢います。その中のひとりが、離婚で騒がれている竹内結子で、もうひとりが、今日結婚の記者会見をした井川遥です。

 芸能人にとって離婚や結婚は、日常茶飯事のようですが、結婚するときは幸せいっぱいの笑顔で、とても離婚なんてしそうにないのですが、いつの間にか離婚の当事者になっている。人生ってわからないものですね。でも私は、結婚は、一生の伴侶を見つけることだと思っているので、離婚には賛成できません。やはり、結婚するときに良く考えて、後悔の無いようにして欲しいです。

 最近、離婚の相談を受けましたが、私は、「本当に離婚の話を進めていいか、別れることに後悔しないか、よく考えてください。」という話をしました。離婚手続きを進めることで、行政書士として仕事はできますが、できれば、せっかく結婚して一緒になったのだから、別れないですめばそれが一番いいと思うのです。

 今の日本、離婚するカップルが増加していることが心配です。

          結婚式

   ※結婚式、みんな幸せな気分になれますよね!
ニックネーム nakaji at 21:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 離婚

2006年11月13日

年金分割

 今日は、最近話題となっている「年金分割」についてです。これは、来年4月以降に離婚する夫婦は当事者が2年以内に請求すれば、結婚していた期間分の厚生年金の一部を配偶者に移せるというもの。

 ところが、この制度についてさまざまな誤解が広がっているようです。
 
 第一に、離婚しようとしている主婦の多くは、夫の厚生年金の半分は必ずもらえると思っていること。実際には、分割の割合は当事者間で話し合い、合意した上でその合意に関する公正証書等の書類を添付し、社会保険事務所に分割請求を行わなければなりません。分割割合の上限が50%というだけで、必ず半分もらえるわけではありません。さらに、合意できない場合には、家庭裁判所に申し立てて決めてもらわなければならないので、すんなりと行かないケースが増えそうです。
 
 第二に、いったん年金受給が始まれば離婚しても分割されないと思っている人もいるようですが、これも誤りで、受給が始まった高齢者の年金も離婚すれば分割の対象となります。

 とにかく、年金分割制度により、女性の老後の保障はよくなると思うのですが、熟年離婚を奨励しているように思うのは、私だけでしょうか。なんだか、身につまされて背筋が寒くなりました。
ニックネーム nakaji at 22:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 離婚